【狂9】中村疑惑追求第三弾

94/7/27

■早速ではあるが中村さんより回答が寄せられた。
以下に引用するのは中村さんの直筆(じきひつ)である。


竹川様
ご丁寧なお便りを頂き、厚くお礼申し上げます。ご照会頂きました件に関し、ご案内申し上げます。

оご挨拶関係のメール。現在は、半自動で、発信させて頂いております。
о返信のメールでございますが、これは、即・返信と言うことで、手動でやっております。人工知能のお話でございますが、その様な世界を夢見ております。

皆様のご期待に、少しでも多く添えるよう、頑張ります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。有り難うございました。
中村 明(SBI00116)


■丁寧な物腰がうりの中村さんは、今回の手紙でもその性格の一端をかいま見ることができた。しかし肝心の、ニフティの会員全員にメールを出す具体的な方法や、意味不明の文章に対する回答はなされていない。大変残念なことである。半自動という言葉もなにやらあやしい。また中村さんの使うマルは独特なものである。「・○〇o゚。oO」といろいろなマルがあるが、鑑識の分析によると中村さんのマルは小文字のオウらしい。

■今回の質問におけるもっとも大きな収穫は、「(人工知能で返信のメールを出す)様な世界を夢見ております」という下りである。一見、中村さんは自らが人工知能であることを否定しているかのようにみえるが、だからといって中村さんが人工知能ではないという証拠にはならない。「人工知能は人工知能の夢を見るか」というのが、この手紙から引き出される命題のひとつである。

■また別の解釈をすれば、中村さんは返信を出すのに疲れてしまっている、とも読み取れる。中村さんはできることなら人工知能で返信メールを書きたい、しかし浮き世の義理が許しゃしまいて、とほほほほ。

■という、話を書いていたら一通のたれこみが入った。


題名:最近中村さんは

リタイアして別の人になったらしいぞ。ちなみに新しい人は「京増 弘志」さんだ。しかし、「中村 明」さんはその名前の平凡さが味だったが、京増さんだとなんだかスペシャルだなあ。


■狂升 洋さん(←私のFEPではとりあえずこうでた)とは時代劇で言えば「都で一二をあらそう味噌問屋の八代目あるじ」であるな。最近ライバルの「黒壷屋」が、藩の老中たちをとりこんで、なにかと言いがかりをつけてくるようになって困っているわけだな。それでもって一人娘の「あかね」は番頭の「善吉どん」と恋仲なわけだ。

■ついでにいえば、中村 明さんは、神奈川県警捜査二課の敏腕刑事だな。仲間からアキラと呼ばれていて、逃走中の犯人「山盛和夫」の凶弾をうけて殉職しそうになるが、ファンの嘆願書のおかげで次の回に生き返ってしまうって感じかな。

■正体がばれそうになった中村さんは、敏腕刑事から味噌問屋に鞍替えして、生き残りを計るのか。中村さん疑惑はまだまだ晴れない。

■(みなさんの中村さん情報をお待ちしております。「私の知っている中村さんは乱暴でぞんざいな性格だ」「中村さんはいつも平日の夕方にアクセスしている」など)


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