[KOK 0258] こくら日記のトップページにとぶ 30 Jul 2005

宇宙船地球号乗組員会議

 
私たちはみんな、宇宙飛行士なのだ。
私たちはすばらしい本物の宇宙船、
この地球という丸い宇宙船に乗っている。
バックミンスター・フラー

宇宙船地球号全乗組員に告ぐ

広大な宇宙のなかで、たくさんの生命と共に、地球という小さな宇宙船に乗っている私たち人間は、これからどのような暮らしをめざしていけばよいのでしょうか。地球という有限の生態環境をもつ船、その航路の先にはどんな海が待っているのでしょうか。

ユニークな経歴を持つ5人の乗組員が、実体験をまじえながら、それぞれの視点から人と地球の未来を語り合います。ある人は暑いバヌアツの小さな島から、ある人は氷に閉ざされた昭和基地から、ある人は人工閉鎖空間のミニ地球から、ある人は地球を離れ火星から、ある人は身近なスタードームから。

地球規模の環境のことや、ましてやそれを越えた宇宙のことなど、ちっぽけな生き物である私たち人間が理解するのは、とても難しいことです。でも、そのための道具はいろいろなところに隠されています。限られた資源。たおやかな自然。複雑な環境。シンプルなつながり。しなやかな未来。ほんとうの豊かさ。生きるための楽しみ。さまざまな物語の中から、思考の窓をあける鍵をみつけましょう。

愛知万博

第一回宇宙船地球号乗組員会議を開催いたします。乗組員のひとりであるあなたも、ぜひ一緒に参加し宇宙船の進路を考えてください。地球の未来と人類の叡智は、大きなパビリオンの中のバーチャルな映像ではなく、小さなハットの中のリアルな暮らしにひそんでいるかもしれませんよ。森にかこまれた会場から、もうひとつの未来を探しにでかけましょう。なんてね。


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